いまさらながら読んでみました。やっぱり古典的名著は、勉強になります。
読んだ後、心から今までの自分を反省しました。自分は、勘違いで思いあがっていたのではないか、小さなその場限りの感情に振り回されるようなダメな人間だったのではないか、と心から反省しました。
図書館で借りてしまいましたが、手元に置いて1年に1度は読み返したい。
最近はネット記事ばかり読んでいますが、やはり古典的名著はすばらしい。一行一行に近いレベルで、読んでいて頻繁に驚きすら感じます。
書かれていたすべての事を忘れないようにしたいですが、印象に残ったことの例を以下に。
- リンカーンも昔はひどくて、人の悪口とか皮肉とかを言ったり書いたりしていたけど、決闘まで申し込まれて、反省して態度を変えた。ゲティスバーグの戦いでポカをやった将軍にかなり抑えめに批判した書簡を書いたものの、結局出さなかったという。
- あとは、友達が欲しければ、友達から電話がかかってきたときに、とてもうれしいと心から思い、喜びを込めて「もしもし」と言うとか。
- コールド・クリームの市場調査分析を頼まれて、調査レポートをまとめたが、顧客がそれを気に入らない。同じ内容でも、競合他社のコールド・クリーム32個を並べて札に調査結果を記載する演出をしたら喜ばれた。
- ×「ジョニー、パパもママのお前の今学期の成績が上がって、本当に鼻が高いよ。しかし、代数をもっと勉強していたら、もっと成績が上がったと思うよ。」
〇「ジョニー、パパもママのお前の今学期の成績が上がって、本当に鼻が高いよ。そして、来学期も同じように勉強を続ければ、代数だって、他の科目と同じように成績が上がると思うよ。」
読んでみたらそりゃそうだなと思うけれども、読まないと気づかない。