仕事の仕組化・構造化に取り組んでおり、マニュアルの整備を課題と認識してはいるものの、全然進まないので、図書館行ったときに、タイトルを見ていいなと思って気軽に読み始めましたが、すばらしく内容の濃い本でした。やっぱ本ってすごいなと。自分が全く知らない分野でとても検討が進んでおり、私はただ本を読みさえすれば、こんな内容を知ることができるんだから。すばらしい本でした。
- とても複雑な作業のマニュアル化を頑張ってもあまり意味がない
- マニュアルなしでは作業できない仕事の中で一番簡単な作業をマニュアル化するといいらしい。
- 効果の高い仕事をマニュアルによってより簡単にできることが理想であって、複雑なことを複雑なまま書いていても意味がないらしい。
- 私にはそもそもこの感覚すらわかっていなかった。処理手順をつらつら長々書けばいいのかと思っていた。そもそものマニュアルの効果・目的すら誤解していたということに気づいた。
- 短くする
- トヨタ方式ではないが、すべてのマニュアルをA4の1枚片面に収めるべきらしい。
- 大型飛行機ですら、全体図を一枚に収めてから、また部分用の一枚紙を作ればいいらしい。
- そういわれてみればそうなんだけど、全く私にはそのようなことが理解できていなかった。一枚紙の重要性。
- 文章で長々書かずにポイントを体言止めにして、見出しを箇条書きにして並べる。主語と述語は一つずつ。
- 否定形は肯定形に直した方が読みやすい。
- 「歩行を行う」より「歩く」の方が読みやすい。
- レシピが秀逸
- 料理レシピのように書くのが大事で、法律のように書いてはいけないとのこと。そりゃそうだな。
- 次する行動にフォーカスすると良いらしい。
- 個人情報については日ごろそれはよくわかっているのに、なぜ自分の仕事だとそれがわからなくなってしまい、だらだらしたマニュアルを作ってしまうのだろう。謎である。
- 記憶に残るように
- 絵(子供が怪我した絵)などで、記憶に残るようにするとよい。
- 文章よりグラフや図の方がわかりやすいことがあるらしい。
- 条件分岐はフローチャートより早見表の方がわかりやすい。この本に出てる早見表が本当に秀逸。たとえばこんな感じ。
| NY | シカゴ | |
| 3つ星 | 5つ星 | – |
| 12万 | 20万 | 10万 |
- 改良
- 使ってみてもらってわかりにくい点などをWordコメント機能などで書き留めていくと、改善がしやすいそう。
- 即席マニュアル
- 動画、業務日誌(今日やっている仕事は来年の今頃もやる可能性が高いから)などもよいらしい。
- 作業手順は一本道がベスト
- 複雑な分岐があるものより、一本道のフローがベストとのこと。
- 守り本尊を明らかにして、飛行機なら高度があれば墜落ではないと強く指示して、インシデント時に正気を保たせるなどするらしい。
- もっともっとすべてがためになる内容で、コンパクトにまとまっていて素晴らしい本だが、私の能力的にこれ以上かけなそうである。残念。
