話題を戻す

ビジネス会話をしているときに、用件の話からずれていく会話があります。
個人情報保護法について話しているのに、違う方向に話がどんどん行ってしまう等。
お相手の方のご質問に真剣に答えていくことが誠実性だと思っているので、真剣にお答えしていくと、どんどん論点がずれてしまって、今、会話しなければならないのは個人情報保護法対応なのに、違う方向に話が行ってしまうことがあります。私のお答えがわかりにくいから、どんどんお相手の方の謎が深まって話がずれていってしまうのかなとこれまでは思って、説明を、言葉を言い換えて行う、様々な角度から説明するなどしてきましたが、それだけでは全く解決せず。
これはプライベートの会話などでも起こることがあります。日常会話で、特にその会話をしなくても用事に影響がないときならそれでいいのですが、そうじゃないと用事が達成できずに辛いです。

で、「言いにくいことをうまく伝える会話術」や「ハーバード流交渉術」を読んで、対話方法について勉強しているところです。論点がずれて行ってしまったときに、会話の枠組みを粘り強く戻すことが大事だと書いてありました。

で、話が全く変わって申し訳ないのですが、ネットを見ていて、今回の衆議院選挙に関するNoteを拝読しました。中道改革連合の勝ち筋についての分析記事なのですが、拝読して強く感じたのは、どの政党がとか、選挙戦略の話の感想ではなくて恐縮なんですが、やっぱり、論点がずれていってしまったときに、論点を戻すのって重要なんだなと強く強く感じました。

花月雪氏「もし仮に中道改革連合が圧勝する世界線があるとしたら」
https://note.com/yuki_hanatuki05/n/n46f246aa9952

ネガ波は一気に来る。

問題は、来ることではなく、来た時に組織が固まっていないことだ。

IFルートでは、次の流れを平時から決めておく。

  1. 0〜6時間:一次反応(沈黙しない)
  2. 6〜24時間:ファクト提示(簡潔・一次情報)
  3. 24〜48時間:争点の再定義(生活課題へ戻す)

「言い返す」ことより、「土俵を戻す」こと。

相手のフレームに閉じ込められない運用が、結果的に消耗を減らす。

自分の仕事の時の会話だと、客観視がなかなか難しい場合もあるのですが、今回の衆議院選挙のネット動画などの場合、私、全く利害関係がないから、客観視が容易で、そこで例えば、候補者に対するネガティブな動画が大量に出てきた場合にどうするか、といった話なわけですが、この筆者の方のおっしゃる通りなんだなと強く思いました。選挙戦略という特定領域の話ではなく、会話時の対応方法という一般論としても、全くその通りだなと思いました。

私の仕事の時の会話だと、論点がずれていっているときは、以下の対応がいいのかなと思いました。

  • 一次対応:ご説明(通常通りご説明して、まだ解決しない場合は、簡潔に言葉を言い換えたり別の角度からご説明する)
  • ファクト提示:お相手の方のご意見に対して、法律やガイドラインや法解釈などのファクトを提示する
  • 論点の再定義:今の論点はここですということを、お伝えする

論点の再定義をしないと、結局、ファクト提示しても、「いや、その法律が間違っているんだ。現場の事を何にもわかってないんだ」「法解釈が間違っているんだ。こうに決まっている」という会話になることが時々あります。法律が間違っているとしても、私は今は立法担当官ではないので、法律を改正することはできないので、まずはこの論点にどういう対応をするかの話に戻すことが良いということかと思いました。

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