2025.11.25更新（11.22元記事作成）
マイナンバーカードを作ってはや１０年ですか。更新の時期になりました。
ただ、私の住所地自治体ではマイナンバーカード更新に３か月前後要しそうであることがわかり、その事務処理スケジュール感だと多くの人のマイナンバーカードの期限が切れてしまうのではないかと思いました。
更新に必要な処理とそれぞれの期間を以下に記します。
- ①住民：申請（期限切れの３か月前からしかできない）
- ②J-LIS：処理（１週間程度）
- ③J-LIS→住所地自治体：J-LISが住所地自治体の配送（２～３日程度）
- ④住所地自治体：処理（１か月程度）
- ⑤住所地自治体→住民：住民にお知らせの配送（２～３日程度）
- ⑥住民：予約（２～３日程度？）
- ⑦住所地自治体→住民：予約が取れたら交付される（１～２か月先の予約しか取れない？）
- 合計：２か月強～３か月強
マイナンバーカードで様々な認証をやろうとしたり様々な利活用をやろうとしても、更新に３か月前後要すると、期限切れになるリスクが極めて高いので、厳しいのでは。デジタル社会のパスポートとして通用しない事務処理日程感では。個別自治体の問題なのか、それともそうではないのか切り分けて、対応が必要ではないでしょうか。
以下、25/11/22に記載のブログを、最新状況に合わせて更新しました。
J-LISサイトから申請したんだけど、音沙汰なし。進捗確認サイトがあり、チェックしてみました。いつ申請したかも覚えていませんでしたが、同サイトによると
- 11/1 私が申請
- 11/2 J-LIS申請内容の確認終わり
- 11/9 マイナンバーカードの発送（J-LIS→住所地自治体）
- 11/22現在：住所地市町村から連絡が来るはずなんだけど、11/22時点で来ていない。市町村HPを見ても、どれぐらいかかるか乗ってない。平日に電話するしかなさそう・・・（不満）
- 11/25 J-LISから住所地自治体に届いて1か月程度してから、ようやく住民にお知らせが届き、住民は交付の予約ができるとのこと。住所地自治体では、J-LISから届いた1か月の間に、ICチップの破損がないかやデータの内容を確認しているそうです。その確認は1枚当たりおそらく数分でしょうから、大量に作業が溜まっているけれども人員が足りないのでしょうかねえ？ その作業を、J-LIS側で確認するとかできないのでしょうかねえ？
J-LISの進捗はWebで簡単に確認できるのに、住所地自治体側の進捗は電話しないとわからないし、電話してもずっと通話中のため、10回ぐらいかけ直して、ようやくつながった。
さらに、1か月経ってお知らせきても予約ができるだけで、交付はまだまだ先。
10年前は2～3か月先の予約しかできなかったような記憶が？今回も、2～3か月先しか取れないかはわからないけれども、現時点で既に2025年中の予約は取れないそうです。1月確定。つまり、マイナンバーカードの期限は切れるわけですね。11/1に住民が申請していても、期限が切れちゃう。J-LISの作業に10日程度、自治体側の作業に1か月程度、予約待ちに1か月程度かかると、計2か月半要すると。予約待ちに2か月かかったら計3か月半要します。3か月前からしか住民側は申請できないのですが、3か月前すぐに申請してもギリギリ間に合うか間に合わないかということですね。そのように、更新はがきに書いておいた方が良いのでは。
私は、税理士さんがやってくれるので、自分ではMNCを確定申告に使わないからいいですけどね。確定申告に使おうという人だと、つらすぎるのでは。
なお、マイナ保険証は、期限切れから3か月間は使えると、住所地自治体の方は言ってました（公式サイト等で裏取はしていない）。
ただ、J-LISはこの点賢かったかと。更新にこんだけ時間がかかるとヘイトが溜まりそうですが、J-LISの進捗サイトを見れば、J-LISはこんなに早くやっているのであとは住所地自治体の問題だということが明白ですからね。
私の住所地自治体だけこのような時間がかかり、他の自治体はもっと早いのですかね？ それとも平均的にこれくらいの時間がかかるのか？
今度、何か国や自治体の委員をやる際に聞いてみます。
